脳神経内科

2018年7月から「神経内科」は「脳神経内科」へ名称が変更となりました。
これは、脳や神経の疾患における内科的専門知識と技術を持つ診療科であることを、一般の方々にわかりやすく理解してもらうことを目的に、日本神経科学会において変更することが決定されたことを受けて当院においても診療科名を変更したものです。診療内容などについては、従来と変わりありません。ご理解のほど、よろしくお願いします。
脳神経内科は、神経系(脳、脊髄、末梢神経、筋肉)の病気に関する診断と治療を行う専門科です。ひと昔前は、神経の病気は治らない、治りにくいというのが常識でしたが、最近では、診断・治療法に大きな進歩がみられ、多くの病気がコントロールできるようになってきました。
神経系の病気の症状には、意識の障害、痴呆、頭痛、めまい、ふらつき、けいれん、しびれや痛み、感覚の鈍麻、手足の脱力、動作の遅さ、歩行の障害、言葉や飲み込みの障害、排尿・排便の障害などがあります。これらの症状がある方は、当科を受診してみてください。
これらの症状のなかには、脳神経内科疾患の他、脳神経外科、整形外科、内科、精神科、耳鼻科、泌尿器科疾患などが含まれますが、脳神経内科ではこれらの鑑別診断を行い、それぞれの専門科へ紹介する役割もあります。
主な病気には、脳梗塞や脳出血などの脳血管障害、筋収縮性頭痛や偏頭痛などの慢性頭痛、てんかん、めまい、多発神経炎などの末梢神経障害などがあります。
また原因不明で、根治的な治療法が確立されていない病気に、いわゆる神経難病があり、パーキンソン病、脊髄小脳変性症、筋萎縮性側索硬化症、重症筋無力症、多発性硬化症などがあります。一部の病気については治療法に大きな進歩がみられますが、多くは長期・慢性疾患で、原因の究明、治療法の確立、在宅医療、福祉など多くの問題があり、解決に向け様々な努力が続けられています。
1.スタッフ(2023.4~)
医師名 | 専門領域 | 略歴等 |
部長 シミズ ユウサク 清水 雄策 |
脳神経内科 |
1999年4月着任
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専門性に関する資格 | ||
日本神経学会(神経内科専門医・指導医) 日本脳卒中学会(認定脳卒中専門医) |
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医長 ウエノ アキヒロ 上野 晃弘 |
専門領域 | 2022年4月着任 |
脳神経内科 |
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専門性に関する資格 | ||
日本神経学会(神経内科専門医) 日本内科学会(認定内科医) |
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医長 コバヤシ ユウヤ 小林 優也 |
専門領域 | 2023年4月1日着任 |
脳神経内科 |
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専門性に関する資格 | ||
日本神経学会(神経内科専門医) 日本脳卒中学会(認定脳卒中専門医・代議員) 日本内科学会(認定内科医・総合内科専門医) 日本脳神経血管内治療学会(脳血管内治療専門医) 日本化学療法学会(抗菌化学療法認定医) 長野県DMAT隊員 |
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医員 カスガ カズキ 春日 一希 |
専門領域 | 2021年4月1日着任 |
脳神経内科 |
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専門性に関する資格 | ||
医員 コバヤシ ケンイチ 小林 謙一 |
専門領域 | 2022年4月着任 |
脳神経内科 |
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専門性に関する資格 | ||
2.方針ならびに概要
- 脳卒中、その他の救急患者さんに対しては救命救急センター、脳神経外科などとも連携して迅速に対応します。
- 救急ではない新患外来は、十分な診察時間を確保するため予約新患外来日を設けています。また、神経症状を呈する他科領域の疾患を鑑別する役割も大きく、適宜それぞれの専門科に紹介しています。
- 外来の再診患者さんは脳血管障害後遺症、神経難病、認知症、慢性頭痛、てんかんなど長期慢性疾患が多く、定期的な診察により病態に応じた薬物コントロールのほか、合併症の予防、治療、入院加療の適応を適切に検討します。
- 長期慢性疾患・難病患者さんのケアに関しては、リハビリテーション、ソーシャルワーカー、地域医療機関・施設との連携を密にしながら行います。
3.診療責任体制
1) 主治医、担当医、研修医について
診療体制は、外来、入院ともに主治医制です。主治医が対応できない場合は、入院、外来ともに他のスタッフが対応します。
2) 救急、時間外、休日の対応
平日昼間の救急患者は、同日の非外来担当医が対応します。平日の夜間、休日は、主治医の他、当番担当医、バックアップ担当医で対応します。
脳卒中、その他の救急患者に対しては、脳外科医と連携した当番制としています。当番は、昼間の救急、夜間の救急、休日の救急に対応する当番担当医、さらに同医をサポートするバックアップ担当医から構成されます。
診療体制は、外来、入院ともに主治医制です。主治医が対応できない場合は、入院、外来ともに他のスタッフが対応します。
2) 救急、時間外、休日の対応
平日昼間の救急患者は、同日の非外来担当医が対応します。平日の夜間、休日は、主治医の他、当番担当医、バックアップ担当医で対応します。
脳卒中、その他の救急患者に対しては、脳外科医と連携した当番制としています。当番は、昼間の救急、夜間の救急、休日の救急に対応する当番担当医、さらに同医をサポートするバックアップ担当医から構成されます。
4.脳神経内科治療実績
神経内科治療実績(2013年度)
神経内科治療実績(2014年度)
神経内科治療実績(2015年度)
神経内科治療実績(2016年度)
神経内科治療実績(2017年度)
この後の実績は臨床統計のページでご覧ください。
→ https://www.inahp.jp/0300022.html
神経内科治療実績(2014年度)
神経内科治療実績(2015年度)
神経内科治療実績(2016年度)
神経内科治療実績(2017年度)
この後の実績は臨床統計のページでご覧ください。
→ https://www.inahp.jp/0300022.html
2015年1月1日から2019年12月31日に当院で脳血管内治療を受けられた皆さまへ
臨床研究の実施に関するお知らせ
現在、当院の脳神経外科、脳神経内科では、下記の臨床研究を実施しております。
この研究では、患者さんの日常診療で得られたデータ(情報)を利用させていただきます。
ご自身のデータがこの研究について異議がある場合は、情報の利用や他の研究機関への提供をいつでも停止することができます。
研究の計画や内容について詳しくお知りになりたい方、ご自身のデータがこの研究で利用されることについて異議のある方、その他ご質問がある方は、下記の「問い合わせ先」へご連絡ください。
【研究課題名】日本国内の脳神経血管内治療に関する登録研究4(JR-NET4)
【研究期間】当院の倫理委員会承認日から2022年12月31日まで(予定)
【研究代表機関】神戸市立医療センター中央市民病院 臨床研究推進センター 坂井信幸
【研究事務室】神戸市立医療センター中央市民病院 臨床研究推進センター 坂井千秋
神戸市中央区港島南町2-1-1 電話078-302-4321
※詳しくはこちらから(PDF 104KB)
【お問い合わせ先】
伊那中央病院 脳神経外科 佐々木哲郎(施設研究責任者)
住所:伊那市小四郎久保1313-1
電話:0265-72-3121(代表)
現在、当院の脳神経外科、脳神経内科では、下記の臨床研究を実施しております。
この研究では、患者さんの日常診療で得られたデータ(情報)を利用させていただきます。
ご自身のデータがこの研究について異議がある場合は、情報の利用や他の研究機関への提供をいつでも停止することができます。
研究の計画や内容について詳しくお知りになりたい方、ご自身のデータがこの研究で利用されることについて異議のある方、その他ご質問がある方は、下記の「問い合わせ先」へご連絡ください。
【研究課題名】日本国内の脳神経血管内治療に関する登録研究4(JR-NET4)
【研究期間】当院の倫理委員会承認日から2022年12月31日まで(予定)
【研究代表機関】神戸市立医療センター中央市民病院 臨床研究推進センター 坂井信幸
【研究事務室】神戸市立医療センター中央市民病院 臨床研究推進センター 坂井千秋
神戸市中央区港島南町2-1-1 電話078-302-4321
※詳しくはこちらから(PDF 104KB)
【お問い合わせ先】
伊那中央病院 脳神経外科 佐々木哲郎(施設研究責任者)
住所:伊那市小四郎久保1313-1
電話:0265-72-3121(代表)
火曜日
木曜日(午後のみ)
金曜日(隔週)