腎臓内科

腎臓内科について

  • 腎臓は体内の水・ミネラルの調整・老廃物の排出・血圧調整・ホルモンの分泌などを行う大切な臓器です。蛋白尿の存在や腎機能低下が3か月以上持続することを慢性腎臓病(CKD)と言います。日本人の8人に1人が慢性腎臓病と推定されています。慢性腎臓病を早期に発見するためには尿検査がとても大切です。
    腎臓内科では、慢性腎臓病(CKD)の進行を抑制するために、尿検査異常から高血圧・高脂質異常症・糖尿病といった生活習慣病に起因した腎疾患、免疫異常が関わる腎疾患まで腎臓に関わる様々な病気を診ています。治療方針を決める為、原疾患の特定には腎生検も積極的に行っています。
  • 慢性腎臓病がやむなく進行しe-GFR15未満になった場合は、腎代替療法選択についての専門外来を時間をかけて行っています。(約1時間以上)
  • 透析医療には血液透析・腹膜透析があります。
    当院ではどの治療も選択でき、血液透析ではバスキュラーアクセス作成(内シャント、人工血管)長期留置カテーテル挿入術も行っています。バスキュラーアクセスの管理(PTA)も当院で行っています。
    腹膜透析に関しては、カテーテル挿入術を行い、腹膜透析導入は外来で行っています。
    腹膜透析は月1回の外来受診になります。
  • 腎移植医療も行います。信州大学医学部附属病院の腎臓内科、日本赤十字社・愛知医療センター(名古屋第2赤十字病院)と連携し診療を進めています。
※  腎移植に関してはまずは外来で御相談ください。
   

 
腎不全で透析に至る患者さんは多く、これを防ぐためには腎臓病の早期発見・早期介入が大切です。(e-GFR30以下になったら専門医への紹介が推奨されています。)
   

 
上伊那地区の開業医との連携を強化して、慢性腎臓病(CKD)の早期発見、重症化予防に努めていく事を目標にしています。

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トピックス

2020年4月1日から新専門医制度の「腎臓学会認定教育施設」と「透析学会認定教育関連施設」となっております。当院で研修すると「総合内科専門医、腎臓内科専門医、透析専門医」が修得可能です。

外来診療の制限について

腎臓内科担当医の不足により、次のように外来診療を制限させていただきました。

① 新患の診療は、他院からの紹介状持参の方に限ります(ただし、急患は除く)。

 ・事前予約が必要です。かかりつけ医を通して予約をしてください。
 ・詳しくは「初診のご案内」ページをご覧ください。

② 新患で紹介状なしに来院された方には近隣の診療所等をご紹介いたします。


ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、ご協力くださるようお願いいたします。

スタッフ紹介(2023.4~)

医師名 専門領域 略歴等

医長
  フジイ カズアキ
  藤井 一聡

腎臓内科一般、血液透析管理(バスキュラーアクセス管理・作成)、腹膜透析管理、腎移植外来管理
 
2021年7月着任
専門性に関する資格
日本内科学会(認定内科医)
日本透析学会(透析専門医)
日本腎臓学会(腎臓専門医)
 
医員
   ノブオカ トモヒコ
    信岡 智彦


 
専門領域 2023年4月着任
腎臓内科一般、血液透析管理、腹膜透析管理
専門医・認定医等


 

腎臓内科:診療カレンダー

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