急性期のリハビリテーション
発症後、早期(通常、脳梗塞では発症後24時間、脳出血では48時間後)からリハビリテーションを開始し、残された機能の維持、状態の改善、合併症予防に努めます。
リハビリテーションでは全身状態・障害の重症度・退院後に予想される生活状況等を検討し、以下の3種類の治療を各20~60分行います。


理学療法(PT)

発症直後から合併症予防、寝たきり予防の訓練をします。起き上がり動作、座位保持、移動等患者の状態と能力を評価し訓練を行います。


作業療法(OT)

食事・排泄・更衣・整容・入浴等の身の回り動作や家事動作の評価と練習を行います。必要に応じて職業復帰訓練を行います。


言語聴覚療法(ST)

食事の飲み込み、発声・発音・言葉の表出・言葉の理解・計算などの評価と訓練を行います。

 

※ 本人・ご家族・主治医・看護師・医療ソーシャルワーカー・ケアマネージャーと相談しながら、患者さんそれぞれに適した退院先や退院後に受けられるサービスの検討を行います。

お願い

リハビリテーションは、ご本人の意欲と目的意識が大切です。また、ご家族の励ましがとても重要ですので、ご協力をお願いいたします。
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