2019年度

逆紹介率
【指標の説明】
・検査が終わった患者さんや、治療が一段落したり、治療方法が定まった患者さんは患者さんの利便性等を考慮し、かかりつけ医への紹介(逆紹介といいます)を行っています。逆紹介患者数と初診患者数の割合を表しています。
・自治体病院は地域の医療機関との役割分担で地域住民の健康を担っています。かかりつけ医との連携関係が強いと率は高くなります。初診患者数が多いと率は低くなります。もともと、地域医療機関が少ない(島、過疎地域)と診療所などへの逆紹介が困難となります。地域医療を病院がかかりつけ医として直接担っているためです。
・より高い値を目指しています。
【計算方法】
逆紹介率【一般】= 逆紹介患者数 / 初診患者数


新入院患者紹介率
【指標の説明】
・期間中、新規に入院となった患者さんのうち、かかりつけ医等から受診した患者さんの割合を示しています。
・かかりつけ医との役割分担で自治体病院が担う機能の一つが入院診療です。かかりつけ医で対応困難な検査や治療を必要とする患者さんを自治体病院が紹介をうけて入院となります。割合が高いほどかかりつけ医等からの紹介を受けていることになります
・より高い値を目指しています。
【計算方法】
新入院患者紹介率= 新入院患者中の紹介患者数 / 新入院患者数

在宅復帰率
【指標の説明】
・退院患者さんのうち、自宅などへの退院の割合です
・治療が一段落し、自宅などへ退院することが多い場合には、率が上昇します。急性期医療を主に担っている病院の場合には、リハビリ等を専門の病院に転院して、より身体機能を安定させてから退院する場合もあります。このような場合には率が低くなります。→「指標22.大腿骨地域連携パスの使用率」が上がると、この指標は、低くなります。
・より高い値を目指しています。
【計算方法】
在宅復帰率= 退院先が自宅等の患者数 / 生存退院患者数

地域医療機関サポート率
【指標の説明】
・ここでの「地域」とは二次医療圏を指します。地域の診療所、病院のうち、患者さんの紹介を受けた割合を表しています。
・自治体病院は地域の医療機関(かかりつけ医)と連携し、住民の医療を支えています。かかりつけ医が診療し、その結果、病院での診療が望ましい場合には病院への紹介となります。地域の多くの医療機関との連携を図っている場合には数値が高くなります。政令指定都市などの大規模な二次医療圏では、医療機関数そのものが多いので、率は低くなります。大都市に隣接した市町村で地域密着の強い病院でも率は低くなります。
・より高い値を目指しています。
【計算方法】
地域医療機関サポート率 = 二次医療圏内で紹介を受けた医科医療機関数 / 二次医療圏内医科医療機関数

地域分娩貢献率
【指標の説明】
・ここでの地域とは二次医療圏を指します。地域での出生数に対して、病院内で出生した割合を表しています。
・政令指定都市などの大規模な二次医療圏では、出生数そのものが多いので、率は低くなります。大都市に隣接した市町村で地域密着の強い病院でも率は低くなります。里帰り分娩なども積極的に引き受けている場合には100%を超えることがあります。分母の出生数は市区町村に照会を行うため、データの提出が間に合わない場合があります。
・より高い値を目指しています。
【計算方法】
地域分娩貢献率 = 院内出生数 / 二次医療圏出生数(住民登録がなされているうち生年月日が調査期間のもの)


地域救急貢献率
【指標の説明】
・ここでの地域とは二次医療圏を指します。地域での救急搬送された患者さんに対して、病院で引き受けた救急車来院患者の割合を表しています。
・政令指定都市などの大規模な二次医療圏では、医療機関そのものが多いので、率は低くなります。大都市に隣接した市町村で地域密着の強い病院でも率は低くなります。二次医療圏以外からも救急搬送を引き受けている場合には100%を超える場合があります。
・より高い値を目指しています。
【計算方法】
地域救急貢献率 = 救急車来院患者数 / 二次医療圏内救急車搬送人数

転倒・転落レベル2以上発生率
【指標の説明】
・入院患者さんが転倒・転落した場合に、なんともない場合もありますが、レントゲン検査や傷の処置などが必要になる場合もあります。レベル2以上とは、検査や処置などが必要になった場合を意味します。発生の程度を表しています。
・認知症があったり、病気の影響で意識が混濁したりしている場合には、ご自分のまわりのことが認識できず、あるいは、体のバランスを崩したりして、転倒したり、ベッドから転落したりします。このような患者さんが多い病院では率が高くなることがあります。
・より低い値を目指しています。
【計算方法】
転倒・転落レベル2以上発生率 = 入院患者転倒・転落レベル2以上該当件数 / 入院延べ日数

褥瘡推定発生率
【指標の説明】
・褥瘡は低栄養の患者さんが、長く寝込んでいたりするとできます。病院に入院してから新たに発生した褥瘡の率を表しています。
・低栄養の患者さんや、一定の体の向きしか取れない患者さんは、褥瘡ができやすいので、このような患者さんが多い場合には率が高くなることがあります。
・より低い値を目指しています。
【計算方法】
褥瘡推定発生率 = (入院時に褥瘡なく調査日に褥瘡を保有する患者数 + 入院時に褥瘡あり他部位に新規褥瘡発生の患者数) / 調査日の施設在院数

手術開始前1時間以内予防的抗菌薬投与率
【指標の説明】
・感染予防のために手術開始の1時間以内に適切な抗菌薬を静注した割合を示しています。手術開始から終了2~3時間まで血中および組織中の抗菌薬濃度を適切に保つことで、手術部位感染を予防できる可能性が高くなります。このため手術執刀開始前の1時間以内に適切な抗菌薬を静注することで、手術部位感染を予防できると考えられています。
・より高い値を目指しています。
【計算方法】
手術開始前1時間以内予防的抗菌薬投与率 = 手術開始前1時間以内に予防的抗菌薬が投与開始された手術件数 / 手術室で行った手術件数

肺血栓塞栓症の予防対策実施率
【指標の説明】
・肺血栓塞栓症とは、下肢や腹部でできた血の塊(血栓)が肺に行く血管(肺動脈)に詰まる病気です。予防には血液凝固を抑える薬剤を使用したり、弾性ストッキングなどを利用することがあります。リスクの程度が一定以上ある手術の時に、予防対策がなされた割合を表しています。
・肺血栓塞栓症は、大きな手術後、ベッド上安静を長くしている場合に発症しやすいとされています。この指標では、手術のリスク分類を行い、中リスク以上の手術の前後で対策が行われている率を測定しました。対策に積極的に取り組んでいる病院は率が高くなります。血液凝固を抑える薬剤(抗凝固剤)を使用できない患者さんや弾性ストッキングを下肢に着用できない患者さんもいますのでこのような患者さんが多い病院では率が低くなります。
・より高い値を目指しています。
【計算方法】
【計算方法】
肺血栓塞栓症の予防対策実施率 = 分母のうち、肺血栓塞栓症の予防対策が実施された手術数 / 肺血栓塞栓症発症リスクレベル「中」以上の手術数

クリニカルパス使用率(患者)
【指標の説明】
・パスとは良質な医療を効果的、かつ安全、適正に提供するための手段として開発された診療計画表を言います。(厚生労働省WEBより抜粋)。入院患者さんに対しパスが適応された割合を表しています。
・主な診療に先立って計画が行われるため、患者さんは事前の説明が受けやすくなります。しかし、まれな疾患や病状などではあらかじめ計画を立てることが出来ないためパスを利用することは困難です。このような疾患を多く診療している医療機関は使用率が低くなる場合があります。また、重症患者さんが多い病院も病状が一定でないため使用率が低くなる場合があります。診療計画表にはパス以外にも抗がん剤治療計画などがありますが、今回の調査では含まれておりません。病院によってパスの運用等が異なることがあり、100%を超える場合には、平均値等から省いています。
・より高い値を目指しています。
【計算方法】
クリニカルパス使用率(患者数) = パス新規適用患者数 / 新入院患者数


クリニカルパス使用率(日数)
【指標の説明】
・パスとは良質な医療を効果的、かつ安全、適正に提供するための手段として開発された診療計画表を言います。(厚生労働省WEBより抜粋)。入院患者の延べ日数に対し、パスが適応された割合を表しています。
・主な診療に先立って計画が行われるため、患者さんは事前の説明が受けやすくなります。しかし、まれな疾患や病状などではあらかじめ計画を立てることが出来ないためパスを利用することは困難です。このような疾患を多く診療している医療機関は使用率が低くなる場合があります。また、重症患者さんが多い病院も病状が一定でないため使用率が低くなる場合があります。診療計画表にはパス以外にも抗がん剤治療計画などがありますが、今回の調査では含まれておりません。主な治療が済んだ後にあとに退院準備に時間を要した場合などにはこの指標が低下することがあります。病院によってパスの運用等が異なることがあり、100%を超える場合には、平均値等から省いています。
・より高い値を目指しています。
【計算方法】
クリニカルパス使用率(日数) = パス適用日数合計 / 入院延べ日数

脳卒中連携パス使用率
【指標の説明】
・脳梗塞では麻痺などの症状がでます。早期からリハビリテーション(理学療法、作業療法、言語療法)を行ったほうが機能回復が良いとされます。入院一週間以内に行われたリハビリの程度を表しています。
・積極的に取り組んでいる病院の場合には単位数が高くなります。しかし、高齢者で血圧が不安定などリハビリテーションの開始に注意を要する場合があります。このような患者さんが多い病院は数値が低くなります。
・より高い値を目指しています。
【計算方法】
脳卒中連携パス使用率 = 脳卒中パスで地域連携診療計画加算を算定した患者数 / 急性脳梗塞患者の生存退院患者数


大腿骨地域連携パスの使用率
【指標の説明】
脚の付け根の骨折(大腿骨頸部骨折)などでは、手術後にリハビリテーションをさらに行うため、専門病院等に転院することがよくあります。手術担当病院と受け入れ病院があらかじめ計画を共有した上で個々の患者さんの診療計画を作成することを地域連携パスといいます。骨折手術をした患者さんに対し、地域連携パスが適応された割合を表しています。近隣にリハビリテーションを専門に行っている病院があり、連携が強化されている場合は率が高くなります。手術を担当した病院が、リハビリテーション終了まで一貫して診療を行っている病院の場合には指標値がゼロ、または、率が低くなります。
より高い値を目指しています。
【計算方法】
大腿骨地域連携パスの使用率 = 大腿骨頸部骨折「地域連携診療計画管理料」症例数 / 大腿骨頸部骨折【大腿骨頸部骨折接合術、大腿骨頸部骨折人工骨頭置換術等を実施】退院症例数

精神科病院入院からの身体疾患受け入れ頻度
【指標の説明】
・身体疾患には、がん、心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病、外傷、虫垂炎などが含まれています。このような患者さんを地域の精神科専門病院から受け入れている件数です。
・精神科病院(精神科のみの病院)には多くの患者さんが入院しています。中にはがん、心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病の悪化、外傷、虫垂炎などを合併することがあります。このような病状では、それぞれの診療科での治療が必要となり、一般病院への転院が必要な場合があります。しかし、治療中の精神疾患の対応があり、入院対応を困難とする病院もあります。自治体病院ではこのような患者さんも受入していることがあります。精神科が併設されている総合病院が同じ地域内にあると率は低くなる場合があります。
・より高い値を目指しています。
【計算方法】
精神科病院入院からの身体疾患受け入れ頻度 = 精神科病院入院からの身体疾患受入患者数 / 病床100床あたり


院内他科入院中の精神科診察依頼頻度
【計算方法】
院内他科入院中の精神科診察依頼頻度 = 院内他科入院中患者の精神科診察依頼件数 / 病床100床あたり
【指標の説明】
・精神科以外の入院患者さんが精神科に診察を依頼している件数を表しています。
・生活習慣病やがんなど身体疾患で入院していても、精神的な問題を抱えていたりすることがあります。状況により主治医が対応したり、精神科の専門的な対応が必要な場合には紹介により精神科医師が対応します。患者さんを多角的に診療していることになります。精神科がすべての病院にあるわけでないので、非常勤医師などにより対応する場合もあります。このような場合には率が低くなります。
・より高い値を目指しています。


脳梗塞入院1週間以内のリハビリ強度
【計算方法】
分母患者の入院7日目までの脳梗塞入院1週間以内のリハビリ強度 = リハビリテーション施行単位 / 一週間以上入院した急性期脳梗塞症例数
【指標の説明】
・脳梗塞では麻痺などの症状がでます。早期からリハビリテーション(理学療法、作業療法、言語療法)を行ったほうが機能回復が良いとされます。入院一週間以内に行われたリハビリの程度を表しています。
・積極的に取り組んでいる病院の場合には単位数が高くなります。しかし、高齢者で血圧が不安定などリハビリテーションの開始に注意を要する場合があります。このような患者さんが多い病院は数値が低くなります。
・より高い値を目指しています。

脳梗塞ADL改善
【指標の説明】
・脳梗塞では麻痺などの症状が出て、ADLの低下をもたらす場合があります。ADLを脳梗塞が起こる前の状態に近づけることを目標にリハビリや治療をします。
・BI: Barthel Indexとは、食事、移乗、整容、トイレ動作、入浴、移動、階段昇降、 更衣,排便自制、排尿自制の10項目から日常生活動作(ADL)を評価する方法のひとつです。
・より高い値を目指しています。
【計算方法】
脳梗塞ADL改善度 = (退院時BI(Barthel Index)合計点 - 入院時BI合計点数) / 急性脳梗塞の生存退院患者数

誤嚥性肺炎摂食指導実施率
【指標の説明】
・我が国は高齢化率 23%の超高齢社会となっている。2040年には多死、障害者の急増の時代を迎える。日本人の死因の第4位は肺炎であり、その9割が65歳以上の高齢者である。また肺炎で入院した患者では、肺炎の要因は6割が誤嚥性肺炎であると報告されている。誤嚥性肺炎の要因のひとつとなる摂食・嚥下障害への対策は、肺炎の予防に加えて、高齢者の食べる楽しみの継続、介護者の負担軽減を考える上で重要とされています。
・より高い値を目指しています。
【計算方法】
誤嚥性肺炎摂食指導実施率 = 摂食機能療法が実施された患者数 / 誤嚥性肺炎の退院患者数

誤嚥性肺炎再入院率
【指標の説明】
・より低い値を目指しています。
【計算方法】
誤嚥性肺炎再入院率 = (4週間以内に呼吸疾患(MDC04)で自院に再入院した患者数) / 前期の誤嚥性肺炎の退院患者数

急性心筋梗塞バイアスピリン処方率
【指標の説明】
・アスピリンは血小板の活性を抑制し、心筋梗塞既往の患者さんの再発抑制や突然死予防の効果があることが知られている薬剤です。急性心筋梗塞で入院された症例に退院時処方としてアスピリンを処方することは、患者さんの予後を改善する上で極めて重要であり、その処方率は循環器診療の質の目安の一つとされております。
・より高い値を目指します。
【計算方法】
【計算方法】
急性心筋梗塞バイアスピリン処方率 = 入院2日以内にバイアスピリンの処方された患者数 / 急性心筋梗塞の退院患者数

急性心筋梗塞急性期PCI実施率
【指標の説明】
・PCI(経皮的冠動脈インターベション)は、心臓の「冠動脈」の狭窄あるいは閉塞してしまった病変に対して、カテーテルを使って治療する 方法のことをいいます。PCIの成功率やPCI施行後の予後は、PCIに係る手技や症例数、合併症発生時への対応、緊急にPCIを施行できる体制などが影響するといわれています。
・急性心筋梗塞は心臓の筋肉に血液が流れなくなる状態です。その後、重症の不整脈になったり、心臓の筋肉が動かなくなったり、心臓の壁が脆くなったりして、全身や生命に影響を及ぼすことがあります。急性心筋梗塞入院患者に対してPCIを施行した患者さんの割合を出しています。
・より高い値を目指しています。
【計算方法】
【計算方法】
急性心筋梗塞急性期PCI実施率 = 急性期PCIが実施された患者数 / 急性心筋梗塞の退院患者数

急性心筋梗塞急性期PCI実施患者の死亡率
【指標の説明】
・より低い値を目指します。
【計算方法】
急性心筋梗塞急性期PCI実施患者の死亡率 = 急性期PCIが施行された急性心筋梗塞患者のうち14日以内に死亡した患者数 / 急性心筋梗塞退院患者のうち、急性期PCIが施行された患者数

慢性心不全ACE阻害薬またはARB処方率
【指標の説明】
・慢性心不全の患者さんにACE阻害剤もしくはアンジオテンシンⅡ受容体拮抗剤(ARB)を投与した割合を示しています。
・より高い値を目指します。
【計算方法】
ACE阻害薬または慢性心不全ACE阻害薬またはARB処方率 = ARBの処方された患者数 / 慢性心不全の退院患者数

ステージⅠ乳がん患者の乳房温存率
【指標の説明】
・乳がんの「ステージⅠ」とは、がんの大きさが2cm以下で、腋下(わきのした)のリンパ節には転移していない場合です。乳がん切除の場合に乳房を残すことが出来た割合を表しています。
・乳房温存手術は、がんの大きさ、部位、皮膚の状態、術後に放射線治療ができるか否か(ほかの疾患を持っているか)により施行可能な場合とそうでない場合があります。
・より高い値を目指しています。
【計算方法】
ステージⅠ乳がん患者の乳房温存率 = 分母のうち乳房温存手術実施件数 / 乳がん【ステージⅠ】の手術実施件数

糖尿病入院栄養指導実施率
【指標の説明】
・栄養食事指導は、疾病の進展の防止、回復・予後などの過程における治療の土台としての役割を担い、患者さん一人一人の生活環境や生活リズム、仕事などのライフスタイルに応じた、実行しやすく継続できる食事改善の方法についてアドバイスすることを目的としています。糖尿病は、食習慣等を是正するだけで疾病の治療及び悪化の防止を導くことが可能です。
・より高い値を目指しています。
【計算方法】
糖尿病入院栄養指導実施率 = 栄養指導が実施された患者数 / 2型糖尿病(ケトアシドーシスを除く)の退院患者数

脳梗塞急性期t-PA治療施行率
【指標の説明】
・より高い値を目指しています。
【計算方法】
脳梗塞急性期t-PA治療施行率= 急性期脳卒中加算の算定数 / 急性脳梗塞の生存退院患者数


急性心筋梗塞doortoballoonPCI90分実施率
【指標の説明】
・より高い値を目指しています。
【計算方法】
急性心筋梗塞doortoballoonPCI 90分実施率 = 急性心筋梗塞退院患者のうち、90分以内に経皮的冠動脈形成術(急性心筋梗塞)が施行された患者数 / 急性心筋梗塞の退院患者数急性心筋梗塞患者のうち、
経皮的冠動脈形成術が施行された患者数


胃癌低侵襲手術率(内視鏡)
【指標の説明】
・より高い値を目指しています。
【計算方法】
胃癌低侵襲手術率(内視鏡)= 内視鏡手術が施行された患者数 / 胃癌で治療前TNMがUICC ステージIのうち該当する切除術が施行された退院患者数

胃癌低侵襲手術率(腹腔鏡)
【指標の説明】
・より高い値を目指しています。
【計算方法】
胃癌低侵襲手術率(腹腔鏡)= 腹腔鏡手術が施行された患者数(内視鏡手術用支援機器使用を含む) / 胃癌で治療前TNMがUICC stage Iに相当し
対象の切除術が施行された退院患者数

がん患者サポート率
【指標の説明】
・より高い値を目指しています。
【計算方法】
がん患者サポート率= 初発がん患者の初回退院数数うち、基準日を含む6ヶ月間にがん患者指導管理料1を算定した患者(入・外含む) / 初発がん患者の初回退院数数
※がん患者指導管理料1とは医師と看護師の共同診療方針等を文書等で提供

迅速細胞診実施率(胃癌)
【指標の説明】
・より高い値を目指しています。
【計算方法】
迅速細胞診実施率(胃癌)= 術中迅速細胞診を行ったもの / 腹腔鏡、開腹による胃癌悪性腫瘍切除術が行われた患者数

放射線専門医診断寄与率
【指標の説明】
・より高い値を目指しています。
【計算方法】
放射線専門医診断寄与率= 該当する画像管理加算1または2または3を算定した件数 / 分母自施設で撮影した画像において核医学診断およびコンピューター画像診断を行った件数

【計算方法】