キャンセルメール受付開始のお知らせ

こんにちは。
メールで再診予約のキャンセルができるようになったのでお知らせします。
 
今まで、予約のキャンセルの連絡はすべて電話で対応していましたが、ホームページのキャンセルフォームからメールで連絡できるようになりました。
メールでできるのは再診予約のキャンセルのみで、初診のキャンセルや予約の変更はできません。
キャンセルとともに新しい予約の取得を希望される場合は13時半から16時45分の間に電話でお願いします。
 
メールでキャンセルを受け付けるのは、予約当日の朝8時30分までです。
それ以降のメールは確認できませんので、予約当日の急なキャンセルの連絡は電話でお願いします。
 
美容外科の電話受付は13時半から16時45分です。
電話は非常に混みあっており、お待たせしてしまうことやかけ直しをお願いすることがありますがご容赦ください。
当日の急なキャンセルは午前中にも対応致しますが、美容外科の業務は午後のみですので、新しい予約の取得は後日かけ直しをお願いしております。
よろしくお願いいたします。

2023.1.20 Dr.Okada

ビタミンC配合ローションについて

こんにちは!
今日はビタミンC配合ローションについてのお知らせです。
沢山の方にお使いいただいているビタミンC配合ローションですが、この度新しい製品に切り替えることになりました。
新しい製品は、アミトースHGAという新しいタイプのビタミンC誘導体を使用した製品です。
アミトースHGAは、本来のビタミンCの作用に加えて、「チロシナーゼ生合成阻害」「メラニン輸送障害」と「メラニンのオートファジー」という作用があるとされており、ブライトニング効果が高まることが期待できそうです。
「チロシナーゼ生合成阻害」はハイドロキノンと同様の作用です。
ですので、ある程度治療が進んで、肌の状態維持のためにハイドロキノンとビタミンC配合ローションを併用してスキンケアを行っている場合は、新しい製品に1本化してスキンケアを楽にすることも可能になります。
新しい製品の値段は税込み6050円です。
 
切り替えの時期ですが、受診された方には順次、化粧品のみ受け取りの方は2023年2月1日から新しい製品に切り替えます。
ネット予約画面では、現在と同じ「ビタミンC美容液」という項目をチェックしてください。
よろしくお願いいたします。

2022.11.15 Dr.Okada

Pico秒レーザー治療 その6 複合治療

Pico秒レーザーの一番の良い点は、異なるハンドピースによる重ね照射が可能なことです。ピコダブルとか、ピコトリプルなどという名称で呼んでいる先生もいらっしゃいます。

最初に皮膚の深い層にレーザーをかけて皮膚の線維組織を刺激して皮膚のハリを出し、次に気になっているシミをポイントで照射して色を薄くして、最後に皮膚の表面の若返りフラクショナル治療をするような照射の仕方です。肌の良い状態を保ちながら、さらにシミを薄くしたり、肌の若返りを図っていくことができます。施術がやや複雑で、2~3日のダウンタイムはありますが、可能な時に試してみていただくと良いと思います。

2022.7.12 Dr.Kondoh

Pico秒レーザー治療 その5 皮膚のハリ改善治療

Pico秒レーザーのフラクショナルハンドピースには2つあることを前回お伝えしました。

もう一つの1064フラクショナルハンドピースは、皮膚のより深い層に、点状に田植えのようにエネルギーを伝えます。皮膚の土台となる真皮のコラーゲン再合成を促すことにより、薄く伸びてしまった皮膚の厚みを取り戻すことができます。具体的には皮膚性のたるみに有効な治療です。真皮には毛細血管があるので、治療後は点状出血が2~3日ほど、赤味は4-5日残ります。

当院では、今までニキビ跡治療や皮膚のたるみ治療に1540エルビウムグラスのフラクショナルレーザーを用いて効果を上げてきました。1540フラクショナルレーザーは、照射中の痛みが強いのが問題でした。1540フラクショナルの方が皮膚の奥深くまで届き、1発当たりの効果も高いのですが、比較的痛みが少なく、短時間に多くの照射ができる1064フラクショナルでは、1回の治療でたくさんのレーザー照射が可能になります。今後は患者さんの病態に応じて、また、希望をお聞きしながら治療法を選んでいこうと思います。

2022.6.30 Dr.Kondoh

Pico秒レーザー治療 その4 皮膚の若返り治療

当院で導入したPicoWayにはフラクショナルレーザーのハンドピースが2つあります。

フラクショナルとは、田植えのように細かい点で広範囲に(例えば顔全体など)レーザーを照射する方法です。通常、フラクショナルレーザーは点に集光して出力を上げることで効果を強くすることが多いのですが、PicoWayの532Fusionハンドピースは点の周りにも、じわっとエネルギーが生じるようになっていて、面での効果を得ることができ、肌全体の若帰りが図れます。3日ほど、むくみと赤みが残りますが、治療効果は高いので、より高いレベルの肌状態を希望される場合は、時々、行われると良いと思います。

2022.6.20 Dr.Kondoh

水光注射のこと


水光注射装置
こんにちは。
新しい機械を導入したのでお知らせしたいと思います。
その機械は「水光注射」の機械です。
水光注射というのは極細針がついた自動注入器を使って、皮膚の中に美容成分を直接注入する施術方法です。顔、首、手背など、広い範囲にまんべんなく注入できます。 美容成分によって起こる効果と、針で皮膚をきずつけることによって生じる肌の再生効果が期待できます。 注入する薬剤については、今のところ2種類考えています。

〇非架橋ヒアルロン酸製剤
 やわらかくなじみの良いヒアルロン酸に16種類のアミノ酸、ポリフェノールをはじめとする11種類の抗酸化物質が配合されています。アミノ酸は肌の主成分となるコラーゲンを作る原料です。抗酸化物質は活性酸素の働きを抑え肌の老化を防ぎます。繰り返し注入することで肌質改善が期待できます。
 肌にハリがほしい、小じわや乾燥が気になる、などの肌環境の改善を希望される方にお薦めです。
〇ボトックス
 ボトックス治療は通常、ボトックスを表情筋に効かせることで表情皺を改善させる治療です。
 水光注射では通常のボトックス治療とは違い、皮膚の浅い部分にごく少量ずつ、まんべんなくボトックスを注入することで皮膚を引き締め、ハリやツヤを出す治療です。汗や皮脂を減少させる効果もあります。マイクロボトックスと呼ばれる方法です。
 
極細針とはいえ、たくさん注射するのは痛いのではないかと心配されるかもしれませんが、麻酔クリームを塗っておけばほとんど痛みはありませんので安心してください。
ダウンタイムはほとんどありません、あったとしても2日くらいです。

水光注射、興味があればぜひご相談くださいね。

2022.6.16 Dr.Okada 

Pico秒レーザー治療 その3 刺青(入れ墨、Tattoo)

外国では著名人がTattoo(入れ墨、刺青)を入れることをファッションとして楽しんでいる時代ですが、日本ではTattooがあると、温泉では入浴を断られ、親同士の集まりでも肌を露出できないなど多大な不利益があります。西洋文化に追従する傾向が強い日本ですが、SNSで海外の情報が容易に手に入る現在に至るまで30年以上この傾向は変わらず続いており、今後も社会的な寛容は得られなそうです。

当院で刺青の除去を希望される患者さんは、若い頃にファッション感覚で入れたけれど、自分が親になってから後悔されて、なんとか除去したいという方がほとんどです。

治療法として、小さいものであれば切除術、傷跡が目立っても良ければ剥削術や植皮術が手術としてありますが、レーザー治療であれば体にメスを入れずに色調改善が図れます。

従来の治療主体であったQ-Rubyレーザーでは、青や黒のtattooしか除去できず、比較的色調の濃いものだと10回照射してやっと薄くなる感じでした。Pico秒レーザーでは治療回数は半分程度、ほぼすべての色のTattooに対応できるようになりました。

それでも、Tattoo除去のレーザー治療は、費用もかかりますし、痛みも伴います。日本でTattooが受け入れられる日は来ないかもしれないので、ファッションとしてTattooをされることは、できる限り避ける方が良いかと思います。

2022.6.10 Dr.Kondoh

Pico秒レーザー治療 その2 肝斑

肝斑は30歳から65歳くらいの年齢の女性に多い、両頬に同じような形で広がる薄茶色の色調異常です。スキンケアとトラネキサム酸(トランサミン)の内服、ビタミンCの外用や内服、ハイドロキノンやルミキシルなどの美白外用剤の使用により、多くの方は、かなり良くなりますが、患者さんによっては上記だけでは、十分には改善しない場合があります。

難治な患者さんでは、従来IPLの照射方法を工夫して、肝斑が目立たない状態を保つことを工夫して行ってきましたが、Pico秒レーザーでは、さらに効果の高い治療が可能とされています。肝斑には通常のレーザー治療は禁忌(やってはいけない治療)とされていますが、Pico秒レーザーを極低出力で繰り返し照射するPicoトーニングという方法は、多くの論文や学会発表で難治性の肝斑治療の効果が報告されています。2週間おきに8~10回の照射が必要になりますが、5回照射ごろから見た目の改善が得られます。

肝斑は年齢や生活環境により、急に増悪することも多いです。今までうまく管理できていた肝斑が、増悪して治療に難渋することも多く経験しています。このような場合、レーザートーニングをお勧めするかもしれません。

2022.5.30 Dr.Kondoh

脱毛のこと

レーザー脱毛はおすすめしたい施術の一つです。

髭を剃ったりムダ毛を処理したりすることによる肌のダメージが軽減されたり、お手入れの時間が省かれたりすることで、快適に生活しやすくなります。脱毛はどんな部位でもできますが白髪は脱毛されませんので、毛が黒いうちに脱毛する必要があります。ある程度脱毛されるまでに5-6回は施術が必要なことが多いです。ただ、何度レーザーを当てても毛が残ってしまうこともあります。実は『永久脱毛』という言葉は使わないことになっており『永久的減毛』と呼ぶことになっています。

当院でも、脱毛を希望される方が増えています。わきや四肢などはもともと希望される方が多いですが、男性の髭や女性のVIOを希望される方もどんどん増えています。介護脱毛という言葉が有名になってきたことも関係ありそうです。

何度もレーザーを当てる必要があること、施術に時間がかかることなどから予約が混んでおり、現在施術を受けていらっしゃる方でも2-3か月先まで予約が取れない場合があります。特に初めて予約する場合は、思いがけず施術予約が先になってしまいびっくりされることもあります。脱毛を希望される場合は、初めに説明を受けて同意書を提出しておくことが必要です。すぐにレーザー治療の予約が取れなくても、先に説明だけ受けておいてレーザー治療の予約が取れるのを待つという方法もありますので、ご検討いただければと思います。

また、『顔の脱毛』と『それ以外の部位の脱毛(男性の髭を含む)』は、別の流れになります。具体的には、顔の脱毛を希望される場合は、トラブルを避けるために適切なスキンケアを行っていただいた上で施術するようにしています。初めに説明を受けてから実際に施術を受けるまでには最短でも2カ月はかかりますのでよろしくお願いします。

2022.5.20 Dr.Okada

Pico秒レーザー治療 その1 薄い色のシミ

当院で継続的に治療受けている患者さんの肌はとてもきれいです。スキンケアをベースとして、トレチノイン治療、IPL治療、Q-Ruby治療、Nd-YAGレーザーなどを使って、継続的に管理していくと、とてもきれいな肌が維持できます。
 
でも、もう一段上の肌の状態を目指すにはどうすればよいか?これは、ここ5年間の私の最大の悩みでした。きれいに見える肌でも、薄いシミは多少ありますし、皮膚のキメやハリも、まだ改善の余地はあります。
 
Pico秒レーザーは薄いシミに強いです。しかも、試用するハンドピースによっては、照射後の絆創膏貼付がありません。「絆創膏を使わずにIPLでは取れなかった薄いシミをさらに薄くすることができる。」Pico秒レーザーを導入した細大の理由は、ここ1~2年でこの治療が可能になったからです。Pico秒レーザーは複数のメーカーから発売されていますが、当院で導入したPico秒レーザー装置は患者さんの肌の状態により、2種類のハンドピースでメラニン性病変の治療が可能です。気になるシミが残っている方は、気軽にご相談ください。
2022.5.19 Dr.Kondoh

新しいレーザーが導入されました。(Pico秒レーザー)


Pico秒レーザー装置
新しいレーザーが入りました。「何に効くレーザーなのか?」を、すぐに聞きたいと思いますが、ちょっと待ってください。

今までのレーザーの機器は、レーザー毎に何に効くかが決まっていました。たとえば、脱毛なら脱毛レーザー、シミであればQ-Rubyレーザー、血管の病気ならVbeam2色素レーザー、ほくろの治療ならCO2レーザー、ニキビ跡ならフラクショナルレーザーと、説明がしやすかったのですが、Pico秒レーザーはやれることがたくさんあるので、簡単に説明ができないのです。

その理由は二つあります。ひとつは、その名前の通り、レーザーを照射するときに、レーザーの光が出ている時間が1/10,000,000,000秒(百億分の1秒)と、とても短いために、今までのレーザーにはない光の効果が出て、光の波長だけでは説明のつかない治療効果が出ることです。もう一つは、Pico秒レーザーのハンドピースは、5種類もあって、それぞれに使い道が違うのです。

Pico秒レーザーは高額なのと、以前は入れ墨治療以外に他のレーザー機器に勝てるところがないかもしれないということで、導入までに時間がかかりましたが、導入を待っていたことでいろいろなメーカーが工夫して開発競争を行い、その機能も非常に多様化してきました。

ということで、長期に当院で通院治療を続けておられる患者さんの中で、Pico秒レーザーのメリットが高そうな方から、少しずつ治療を開始しています。

次回のブログでは、Pico秒レーザーの使い道について、ご説明していきます。
2022.5.9 Dr.Kondoh

化粧品をインターネット予約できるようになりました

これまで化粧品の予約を電話で承っていましたが、インターネット予約もできるようになりました。美容外科のホームページにあるアイコンをクリックすると予約画面が開きます。 インターネット予約は、受け取り希望日の3日前から当日の11時までです。 受け取りは今まで通り、北棟2階受付33番までお越しください。来院時間は予約日の13時半から17時までです。 なお、化粧品の販売は定期的に受診していらっしゃる方に限定しています。

化粧品は、医療広告ガイドラインを考慮し、商品名ではなく一般名を載せています。 もし「希望する商品がこれで合っているか心配」ということがあっても、お渡しの際に確認してもし違っていれば訂正できますので心配なさらないでくださいね。

2022.1.17 Dr.Okada

「美容外来の予約につきまして」

【美容外来の予約につきまして】
 
多くの患者さんから、「なかなか予約が取れない」と、お叱りの言葉をいただきます。
現在、美容外来は、月曜から金曜まで、毎日行っておりますが、各種の病態や治療法の説明に時間をかけている関係で、短時間に多くの方を診察することができません。
そのため、美容外来では、患者さんの待ち時間の最小化を目指し、完全予約制での診察を行っています。ご予約中のところ、ご自身やご家族が病気、また、交通機関等の問題などで突然外来できなくなることはあると思います。このような場合は、受診時間までに一本電話をお願いいたします。
 
なお、お電話をいただけなく、キャンセルの場合は、院内で検討をした結果、他の患者さん・医師・看護師などの待ち時間解消等のためキャンセル料をいただくこととなりました。後日、事務局から予約時間に相応したキャンセル料を請求させていただきますので、ご理解、ご協力をお願いいたします。
 
開始時期:2022年3月
 
 
 
 2021.12.14 Dr.kondoh
 

加齢による顔の輪郭変化に対する治療法

 ・・スレッドリフトとヒアルロン酸注入・・
 スレッドリフトは、直訳すると「糸によるつり上げ」治療です。顔の皮膚は切らずに、トゲのついた糸を皮下に挿入し、下垂した皮下脂肪に引っ掛けて挙上することで、皮下脂肪に連続する皮膚を重力と逆方向に引いて「たるみ」を改善させる方法です。

 2019年の美容医療実態調査によると、日本で行われているフェイスリフト手術37000件余りの内、36000件以上がスレッドリフトで行われており、現在、フェイスリフトの主流となっています。
加齢による顔の輪郭の変化は、おおきくわけて2通りあり、脂肪が痩せて陷凹が目立つタイプと、脂肪が痩せずに垂れて下垂が目立つタイプがあります。
 
 脂肪がやせて陷凹が目立つタイプには、ヒアルロン酸注射や脂肪移植がとても有効です。ほお骨自体の痩せ、ほお骨周囲の脂肪の痩せ、こめかみの痩せ、上まぶたの陷凹、あご先の平坦化など、患者さんの状態によって、注入する場所を選択します。一方、脂肪がやせずに垂れるタイプでは、ヒアルロン酸注射や脂肪移植により、組織を増やす治療ではよい結果は出せません。
 
 スレッドリフトは、脂肪が痩せずに下垂したためにおこる、ブルドッグ様のフェイスラインの乱れや、深いほうれい線にとても有効な手段です。滅菌された吸収性の糸を用いて、清潔操作で処置を行いますが、手術室に行く必要はありません。施術時間は30分程度です。施術後1週間程度は腫れを感じ、糸の通過部が少し突っ張るような痛い感じがあるかもしれませんが、冷却と痛み止めの内服で十分対応できます。2週間から1か月間程度のダウンタイムがあるフェイスリフト手術と比較すれば、とても短いダウンタイムといえると思います。
 
 ヒアルロン酸注射は1本5万5千円、スレッドリフトは両側の顔面に何本の糸を入れるかにより料金は異なりますが、1回15から20万円です。脂肪が痩せるタイプの人の輪郭矯正にヒアルロン酸で十分な効果を出そうとすれば、ヒアルロン酸注射だと2-3本で10-15万円程度、脂肪移植でも15万円程度必要になるので、やせ形の人、垂れ型の人、どちらも費用的にはあまり変わらないかもしれません。

 スレッドリフト、ヒアルロン酸注射の効果の維持は2年程度とされていますが、ヒアルロン酸もスレッドリフトの糸も吸収性の素材を用いてるので、効果が減ったら追加の治療を行うことができます。脂肪移植は施術後に20-30%くらいボリュームが減りますが、効果は長く維持されます。
2021.3.3 Dr.Kondoh
 

毛穴の開き

  美容外科に来られる女性の方から、よく「毛穴の開きが目立つようになったので目立たなくしてほしい」といわれます。少し前までは、この質問はちょっとドキッとする質問でした。なぜなら、治療方法はあるけれども、治療回数が多く必要で、かつ、効果の少ない場合もあるからでした。
 
 いわゆる毛穴の開きにも2つのパターンがあります。一つは思春期に生じたニキビ跡による毛穴の開きで、毛穴が瘢痕(はんこん)性に開いている場合(ニキビの炎症によって毛穴自体が損傷して傷跡になって毛穴が目立っている場合)であり、もう一つは、毛穴自体に損傷はないのに、皮膚のたるみで毛穴が開いて見える場合や、毛穴への皮脂詰まりによって毛穴が徐々に目立ってきた場合です。
 
 ニキビが原因で起こる瘢痕性の毛穴拡大の場合には、皮膚の構造を再構築できるフラクショナルレーザーとCO2レーザーを組み合わせた治療が必要になります。一方、皮膚のたるみや毛穴詰まりで起こる加齢性の毛穴の問題(拡大というよりは目立つようになっただけ)は、今まではフラクショナルレーザー治療を用いることが多かったのですが、皮膚のハリつやを出して毛穴を目立たなくするまでに、最低でも5回以上の照射が必要で、2か月に1回照射しても1年くらい時間がかかりました。最近導入したニードル治療は、加齢性の毛穴の問題の解決に、1-2回目から効果が出る場合が多く、良い印象があります(私の感想です)。
 
 フラクショナルレーザーも、ニードル治療も、その原理は、皮膚に細かなダメージを与え、自己修復を促して皮膚の構造を若返らせることに変わりはありません。フラクショナルレーザーは深いところまで届き治療の密度は低いので傷跡の治療に向き、ニードル治療は浅いところを高密度で治療できるので皮膚のキメや毛穴の治療に向いているのかもしれません。
 
 ということで、まだ、完全に結論が出たわけではありませんが、加齢性の毛穴の開きには、最近はニードル治療を多くお勧めしています。(もちろん診察して個人個人に合った治療をお勧めしています)
2021.2.4 Dr.Kondoh

美容医療実態調査について


 
 美容医療について、患者さんは誰でも「安心なの?きちんとした診療をしてもらえるの?」と、心配を抱えていらっしゃると思います。インターネットから提供される情報の多さの中で、正確な情報の不足が、不安の大きな要因だと思います。

 日本の美容医療はどんな状況なのかを知る一つの方法として、美容医療実態調査を見ていただくと良いかもしれません。

 美容医療実態調査は、2017年以降、毎年行われている美容医療に関する調査です。厚生労働省の後押しで、日本美容外科学会(JSAPS)が中心となって、行っている調査です。美容医療を行っている医療機関に対して、その前の年に行われた美容医療の内容についてアンケート調査を行い、その結果を報告しています。
 
 この調査は、美容医療の実態の透明化を進めることを通して、社会からの理解と信頼を深めることを目的としています。
 細かい集計結果はアンケートに参加している医療機関にだけ開示されますが、概要については日本美容外科学会のホームページ( https://www.jsaps.com/index.html )から見ることができます。日本において、美容外科手術や美容施術が、年間何件くらい行われているかなど、とても参考になる内容です。興味のある方は、一度ご覧になってみてください。

実態調査への外部リンク→ https://www.jsaps.com/jsaps_explore_2.html
2020.11.6 Dr.Kondoh

マスクによる肌荒れについて

新型コロナ感染症対策でマスクを着けている時間が増えたことにより肌荒れでお悩みの方はいらっしゃいませんか?

肌荒れの原因は、マスクと肌の摩擦→肌のバリア機能の低下→乾燥です。
マスクの中がムレているのに乾燥!?って思われるかもしれませんが、「ムレ=保湿されている」ワケではないのです。
 
なので、肌の機能を損なわないよう洗顔で汚れをしっかり落とし、化粧水をたっぷりと補い、最後に乳液やクリームで蓋をする!といった保湿重視のスキンケアを心がけてみてください。
 
また、マスクの中が常にムレていることも肌荒れの原因となることも・・・(-_-;)
雑菌はムレが大好きなんです。1日中同じマスクを着用していることで、更に「顔ダニ」も増殖なんてこともあります。
1日数回はマスクを外してマスク内の換気を行い、清潔に保ってお使いいただくとよいでしょう♪

2020.9.17 S.I

美白クリームをご用意しました

新型コロナと梅雨の長雨で気持ちも沈んでくる今日この頃、梅雨が明けて、カラッとした夏の日差しを浴びたいと思う方も多いのではないでしょうか。
でも、夏の日差しは、お肌には大敵、、、そこで

シミ、ソバカスに効果のある美白有効成分、トラネキサム酸とビタミンE、ビタミンC誘導体を配合した美白クリームです。

日差しが強くなるこの時期、スペシャルケアを取り入れてみませんか。6,050円(税抜き5,500円)(医薬部外品)です。

お肌トラブルのご相談は美容外科スタッフまで。

2020.7.30  S.I


※効果には個人差があり、ご希望通りの効果が得られないことがあります。また、使用後にお肌のトラブル等を感じたら、すぐ使用を中止して医師にご相談ください。

レーザー脱毛の予約が混みあっています

 大変申し訳ございません。~お詫びとお願い~
夏を迎え、レーザー脱毛の予約が取りにくくなっています。

梅雨に入り蒸し暑い日が続いていますね。
夏を迎えた今、レーザー脱毛の予約が大変混みあっています。
予約がとりにくく、ご迷惑をお掛けし大変申し訳ごさいません。
肌を露出する機会も増えてまいりますので早めのご予約をお願いします。

また、新型コロナウイルス対策でのソーシャルディスタンス(社会的距離)とフィジカルディスタンス(身体的距離)の確保のため、施術時間を1時間以内と限定させていただいております。施術時間に関しては予約時にご相談させていただきますが、ご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

「脱毛がしたい」ページはこちら → https://www.inahp.jp/0400563.html

2020.6.15 S.I

治療前の説明はむずかしい。。。


 
なぜ美容治療が医療として行われるべきか?
それは、美容治療も他の医療分野と同様に、治療手技を通して、体に働きかけて、体の形や色調を変化させるからです。だから美容治療は、保険適応でないにもかかわらず、医師にしか許されていないのです。

30年以上、私が専門としてきた形成外科という医療は、うまれつき、もしくは外傷や手術などにより、正常な形態や機能を失った状態を、できる限り元に戻す外科手技です。形成外科医を長く続けてきて、比較的自分は形成外科に向いているのだなと感じてはいますが、形成外科治療においても、常に予想通りの結果を得ることができるわけではありません。

美容医療は、加齢によって失った形態や機能を若い時の状態に近づけたり、正常な形をより良いとされる形に近づけたりする治療です。もともと正常範囲の形態や機能を変化させて改善させることが目的ですから、難易度が高い場合もあります。

治療前に、可能な限り時間を使って、かつ、患者さんが過度に心配しないように、治療の効果や合併症等を説明させていただいていますが私の説明が十分伝わらない場合もあるのだなと感じることも時々あります。治療前には、どうしても治療による良い側面だけが伝わってしまう場合もあるかもしれません。

最近のニュースでは、説明責任という言葉が良く使われていますが、「いくら政治家や医師だといっても、同じ人間なのだから、すべて完全に説明しつくすことなんて、不可能ではなかろうか?」と、悩んだりする今日この頃です。もちろん、治療を行う側として極力説明努力すべきだと考え、一生懸命説明させていただきます。

2020.5.13 Dr.kondoh

美容外科における抗加齢医療

美容外科という言葉からは、外科手術をして、患者さんの顔を変えて美人にするというイメージが強いと思いますが・・・、このような治療は美容外科治療の一部です。

伊那中央病院の美容外科に通院されている患者さんの90%以上は、いわゆる美容医療ではなく抗加齢医療を受けておられます。
抗加齢医療という言葉になじみは少ないかもしれませんが、美容領域の抗加齢医療は、「加齢によって変化した自分の見た目を5年前、10年前に戻しましょう」という治療だと考えていただくとわかりやすいと思います。
 
シミやくすみをしっかり改善できると、個人差はあるものの、5年から10年くらいは若返った印象の顔になります。治療していて何よりうれしいのは、患者さんから「治療して自信も出たから、仕事を頑張れるようになった」とか、「人との集まりに積極的に参加するようになった」と、言っていただけるときです。
 
健康長寿(普通の社会生活を送りながら長生きする)社会を実現するには、年をとっても、自信をもって、積極的に社会参画できる意識を、皆さんが持つことが必要です。見た目は、この自信につながるので、抗加齢医療は医学的に重要な領域と認識されつつあります。
2020.4.1 Dr.Kondoh
 
※治療には個人差がありますので、必ずしも希望通りの効果が得られる訳ではありません。一般的な概念として記事を書いています。

新型コロナの報道ばかりですね。

最近の報道は、新型コロナウイルス感染のニュースばかりです。目に見えないウイルスを心配するのは当たり前のことですし、病院も基本的には、なんらか具合の悪い大勢の患者さんが訪れる場所です。

まずは、自己防衛、といってもそんなに難しいことではありません。
手洗いとマスク着用が基本です。それとデマに踊らされないこと。
正しい情報を仕入れて冷静に行動しましょう。

新型コロナの情報は「新型コロナ関連ページ」からご覧いただけます。
→ https://www.inahp.jp/0400795.html
 
病院を受診する際は、マスクを忘れずにご持参ください。
また、県外等に行かれたり、風邪等の症状がある場合は、受診の前に電話でご相談ください。
2020.3.4 H.K

スレッドリフトについて

加齢などによる「しわ」や「たるみ」は永遠の美容課題・・・
 
スレッドリフトは顔の皮膚は切らずに、トゲのついた糸を皮下に挿入することで、皮膚を重力と逆方向に引いて「たるみ」を改善させる方法で、日本では、フェイスリフト治療の95%以上が、スレッドリフトで行われています。
 
フェイスリフトというと、「顔にメスを入れるのはちょっと・・」と、思われる方がほとんどだと思います。
切らないスレッドリフトは外来で施術でき、皮膚を切るフェイスリフト手術と比較して、腫れがおさまるのが早く、合併症が少なく、費用も安いというメリットがあります。もちろん、皮膚を切除するフェイスリフト手術の方が効果は高いものの、スレッドリフトもかなり皮膚を引き上げることができます。

施術後は、1週間程度腫れが残るのと、皮膚が引っ張られて、突っ張るような痛いような感じがしばらくあります。ただ、これも、皮膚がたるまないように糸が頑張ってくれていると考えればさほど気にならないかもしれません。
 
当院で用いるスレッドリフトの糸は吸収性の糸です。治療後の他の美容施術や、突然必要になる医療的な検査(MRIなど)に支障が出ないことを優先しています。近年、吸収性の糸の性能が上がり、非吸収性の糸と同等の効果が出せるようになったことも吸収性の糸を使用する理由です。。

【スレッドリフトの費用】
使用する糸の種類と量により異なりますが、顔面全体(両頬~フェイスライン)で165,000円~220,000円(税抜き15~20万円)です。(保険適用外となります。)

※まずは、お気軽に医師スタッフにご相談ください。
「しわとたるみ」のページへ
2020.2.5 Dr.kondoh
 
※治療には個人差があり、ご希望通りの効果が得られない場合があります。

あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

【美容外来の予約につきまして】
多くの患者さんから、「なかなか予約が取れない」と、お叱りの言葉をいただきます。
現在、美容外来は、月曜から金曜まで、毎日行っておりますが、各種の病態や治療法の説明に時間をかけている関係で、短時間に多くの方を診察することができません。
結果として初診まで2か月程度待っていただくことも多いのですが、治療が始まると、ほぼ定期的に受診できる仕組みになっております。
 
美容治療に関して、緊急を要することはまずありません。また、患者さんの気持ちの整理がつかない状態で治療を開始することも、極力避けねばなりません。

待ち時間が長い間に、受診を辞めようと思われる方もいらっしゃると思います。
せっかく受診してみようと思われたのに、待ち時間が長く、その機会を失ってしまうのは、大変申し訳ないなという気持ちが強い一方、患者さんの心が迷っている間に、なんとなく、治療がスタートするよりは、十分に納得してから治療を始められるという、ちょっとだけ良いところもあるのかもしれません。

いずれにしても、外来の待ち時間を短縮するというのは、大きなテーマであり、そのためには、医師の確保がどうしても必要になります。今後も信州大学形成外科と連携して、外来枠を増やせるよう、頑張っていきたいです。
 
 2020.1.6 Dr.kondoh

ニードル治療について

 ニードル治療は、特殊な機器を用いて、細い針を短時間にたくさん皮膚に刺し、皮膚に小さな傷をつけ、患者さんの傷を治す力を利用して、加齢により薄くなった皮膚の厚みを回復し、小じわや皮膚の張りを取り戻す治療です。

 皮膚表面に各種の薬剤(ヒアルロン酸やトラネキサム酸、ボトックスなど)を塗布した後に、ニードル治療を行うことで、ニードル治療時に各種薬剤を皮膚の中に導入できるため、ニードル治療と合わせて行うとより効果的です。
 
 針を刺すなんて言うと、それだけで恐怖を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、表面麻酔後に、浅い深さに刺すだけなので、私はほとんど痛みを感じません。実際体験してみると、肌の表面を機器でゴリゴリされているような感じというのが私の感想です。

 施術中は、わずかに点状の出血がでるところが治療効果の目安になりますが、帰宅後は出血しません。肌の赤味とむくみは、施術の強さにより、翌日まで、もしくは数日残ります。強めにニードル治療を行うと、フラクショナルレーザーを行った時のように、1週間くらいで表面の角質が浮いて取れてくる感じがあります。

 ニードル治療については、すでに多くの論文でその効果が確認されています。興味深いのは、禿頭(男性女性を問わず)に、かなり有効です。禿頭に使われている内服薬の作用機序が、局所の血流改善によるとされていますが、ニードル治療では、直接肌に小さな傷をつけ、血管再生を促すので、効果的なのかもしれません。

【ニードル治療の費用】初回 33,000円(税抜30,000円)+薬剤費
        2回目以降  27,500円(税抜25,000円)+薬剤費
 
2019.12.16 Dr.Kondoh

※治療の効果や痛みの感じ方、出血の程度には個人差があります。またご希望通りの効果が得られない場合があります。
 

消費税が上がっても変わらないもの・・・それは

2019年10月1日から消費税率が10%となります。
 本来、医療費は非課税なのですが、美容に係る自費診療費分には残念ながら10%の消費税が別途掛かってしまいます。(残念ですが国の制度ですから仕方ないですね。)
でも、少しだけ朗報が、、、美容外科には8%の軽減税率が適用になるものがあるんです。
それは、次の商品です。さて、これは何でしょう? 
 
・パントガール
・ミノキシジル

・ヘリオケア、ヘリオケアウルトラD
・Uブロック
・シンエック
・アスタリール
(→写真の商品です)


答えは、「サプリメント」です。
サプリメントや健康食品は、軽減税率8%が適用されます。
 
なぜなら、サプリメントや健康食品は医薬品・医薬部外品等に該当せず、あくまでも「食品の一部」として扱われるからです。国税庁のホームページでも「サプリメント」や「健康食品」の軽減税率について、次のように回答しています。
Q、特定保健用食品、栄養機能食品、健康食品、美容食品などの販売は、それぞれ軽減税率の適用対象となりますか。
A、人の飲用又は食用に供される特定保健用食品、栄養機能食品は、医薬品等に該当しませんので、「食品」に該当し、また、人の飲用又は食用に供されるいわゆる健康食品、美容食品も、医薬品等に該当しないものであれば、「食品」に該当しますので、それら販売は軽減税率の適用対象となります(改正法附則 34①一)。出典:国税庁

消費税は10%に上がりますが、少しだけお得なサプリメントを使ってみませんか?
スタッフ一同、笑顔10%増しでお待ちしています。

(2019.9.30 s.i )

~販売品購入時の引き渡し方法が変わりました~

 今まで、販売品のみのご購入時には、「受付33番→会計→受付33番でお引渡し」とかなりご不便、ご足労をお掛けしておりましたが、9月から、受付33番で会計ファイルをお渡しするときに、商品のお渡しも出来るようになりました。
 販売品購入希望時に先にお電話でご連絡をいただきますと、受付でよりスムーズにお引渡しすることができます。
 今後も患者さんの声を大切にして業務改善を行ってまいります。よろしくお願いいたします。

2019.9.9 サービス向上委員会&スタッフ一同

ホームページのアクセス件数について

平成30年4月1日から平成31年3月31日までに伊那中央病院のホームページをご覧になった方の統計資料をいただきました。病院全体のページ閲覧件数はなんと942,550回でした。

さて、美容外科のページで閲覧件数が多かったページはどこでしょう?
なんと第4位に 20,398回で 美容外科のトップページが堂々のランクイン

ちなみに1位は「病院のトップページ」、2位は「診療科・部門紹介」、3位は「病院について」でした。

更に美容外科のページはトップ25の中に9ページも入っていました。
大勢の方に興味を持っていただき、ありがとうございました。

では、どんなページに興味を持ったのか少し見てみましょう。

順位 ページ内容  閲覧回数  平均閲覧時間
第6位 美容外科(料金一覧) 17,404回 0:02:39
第7位 美容外科(にきびとニキビ跡) 15,809回 0:02:27
第15位 美容外科(しみ・くすみ・ほくろ・赤ら顔などの色調の異常) 10,931回 0:02:35
第17位 美容外科(腋臭症と多汗症) 8,730回 0:02:20
第21位 美容外科(肌のきめ、毛穴の開きや汚れ) 6,889回 0:02:02
第24位 美容外科(しわとたるみ) 6,518回 0:02:35
第25位 美容外科(施術一覧) 6,403回 0:00:43

各施術のページは平均で2分以上じっくり読んでいただいています。
これからも、わかりやすいページ作成を心がけていきますので、よろしくお願いします。
また、わからないことなどはお気軽にスタッフにお尋ねください。

(2019.4.24:H.K)

ラジオ波を用いたリフトアップ機器を紹介します


ラジオ波を用いたリフトアップ機器
 3月5日のスタッフブログでも紹介をした、3つの機能をあわせ持つ治療機器です。前回はIPL機能について紹介しましたが、今回はRF(深部加湿に使うラジオ波)の機能によるリフトアップについて紹介します。

 治療にはラジオ波を用います。出力を調整しながら、1回の治療で4-6回の照射を行い、皮膚から脂肪に熱を加えて、肌をリフトアップします。

 リフトアップの効果は治療の直後に最も感じると思いますが、1か月程度経過しても残り、回数を重ねることによりリフトアップが維持されていきます。3-4回照射後は、照射期間を空けて3-6か月毎に維持治療を行います。

 照射後早期の状態はとてもよいので、クラス会や大事な面談の直前に受けられるのもおすすめです。

 肌のたるみをなくしていきたいけれども、手術、糸によるつり上げ、ヒアルロン酸注射などはちょっと気が引けるという方にも良い施術だと思います。

「しわとたるみ

2018.9.26 Dr.kondoh

切らない腋臭症治療機器(腋臭症RF治療器)を紹介します

 腋臭症で悩む方は日本人の10%程度いらっしゃいます。腋臭症の治療は、制汗剤などで制御できる軽症例をのぞいて、今までは、手術でアポクリン汗腺を除去する方法しかお勧めできませんでした。手術治療は良い治療法ですが、手術後に残る傷跡の問題、手術後の安静の問題(特殊な装置を使って1週間局所の安静を保つので手術した側の手が使えない)があり、ハードルの高いものでした。

 伊那中央病院では、治療のハードルを下げる目的で、針による腋臭症治療機器(アポクリン腺を熱破壊する機器)を導入しました。
 
 脇に局所麻酔をして治療を行います。機器が自動制御してアポクリン汗腺の深さで針から熱を生じ、アポクリン汗腺にダメージを与える治療です。この機器を使った研究では、90%以上の方が腋臭症が良くなると報告されています。治療時間は1時間ほどで、手術後の手の運動制限はなく、手術室に入る必要もありません。
 
2018.8.6 Dr.kondoh

※治療の効果には個人差があります。詳しくは →「腋臭症と多汗症」


 

新しいレーザー治療機器を紹介します


皮膚良性血管病変治療レーザー装置
 赤あざ(単純性血管腫)に対して保険適応のあるレーザー治療機器です。2016年に保険適応されました。従来の色素レーザーに比べて、照射時間(レーザー光の出ている時間)をコントロールできる機能が付加され、照射時間を変えながら照射を行うことができます。

 この機能により、今までの色素レーザーでは消えにくかった、色調の濃い血管腫にも効果があります。乳児期に急速増大する乳児血管腫にも保険適応があります。

 こども病院までレーザー治療に通わざるを得なかった、南信地区のお子さんは、当院での治療が可能になりました。

 また、自費診療での、赤ら顔治療、皮膚のきめや小じわ改善治療にも使用することができます。

2018.5.14 Dr.kondoh

新しい機器を紹介します


高密度超音波RF装置
 新しいIPL(メラニンの色落し効果が高い)とRF(深部加湿に使うラジオ波)の能力をあわせ持つ機器です。主に3つの機能を持ちます。
 今回は「IPL機能」について、その印象をお伝えします。

 IPLは、しみ・肌のきめ・赤ら顔・毛穴など、光老化による肌の改善を総合的に行えます。従来からあるStarluxと違う点は、「照射前にジェルを塗布する必要があること」「メラニンの除去効果がStarluxより強いこと」「プローブが大きいので照射数が少なくて顔全体を照射できること」「少しだけ痛みも強いこと」などですが、照射後でも絆創膏なしで生活できます。

2018.3.5 Dr.Kondoh
 

→「IPLによるしみ、毛穴、キメの維持治療

美容外科の受診がしやすくなりました

 美容外科の受診方法が変更され、受診しやすくなりました。
 美容外科の受診に際しては、最初に形成外科を初診して、美容治療が必要かどうかを医師が判断してから、美容外科を初診いただていますが、「しみ・しわ・たるみの治療」・「脱毛治療」・「ピアス施術」などの美容治療を希望される場合、初診当日から美容治療を開始できるようになりました。
 いずれの初診であっても、保険診療が可能な治療方法の場合には、保険診療を適用しますのでご安心ください。

 美容外科は完全予約制のため、必ず美容外科外来に電話をいただき予約をお取り下さい。
 受診方法は予約をお取りする際ご説明いたします。


 電話番号  0655-72-3121(代表)   
 受付時間 平日13時30分~16時45分  
 交換手が出ましたら「美容外科外来につないでほしい」と
 お伝えください。
 まずはお気軽にお電話ください。
 
   
  2018.2.26 美容外科受付スタッフ
   

 

機器による“フェイシャル エステケア”始まります


新たに導入した機器
 今の季節、切実な問題であるお肌のトラブル・・・
 乾燥肌・毛穴の悩み・ニキビなど、さまざまです。

 機器によるフェイシャルケアで肌の悩みを改善する手助けを行います。

 ハンドテクニックによるクレンジング・洗顔・スチームを肌にあててディープクレンジング・機器による毛穴の汚れの吸引・空気圧によるフェイシャル全体のマッサージ・最後に収れん作用のパックで仕上げます。

 約30分の工程で税込み3,240円です。


      2018.1.31 エステティシャン 鈴木

PF治療器

 RF治療器の機能を一言で説明すると、「超音波」と「高周波」を利用した施術です。 フェイスラインのリフトアップ、下垂肌の引き締めができます。痛みや腫れといった副作用が少ない治療法です。
 穏やかにに作用しますので、効果を実感するまでに3~4回の施術が必要です。お顔のたるみやむくみ、腹部等の脂肪が気になる方は是非お試しください。
 料金は以前まで 27,500円(税抜 25,000円)の施術でしたが、2017年11月から 17,500円(税抜 15,000円)ユニフェイス+モロポーラの場合)になり効果を維持するのにお手ごろな金額になりました。お気軽にご相談ください。
症状別施術(RF治療器)のページへリンク

2017.12.8 エステティシャン:Suzuki

美容外科外来が装いも新たに北棟にオープンしました。


美容外科待合
 11月10日(金)から、北棟2階へ美容外科外来をオープンしました。新しい治療機器も年内には納入され、年明けからは治療を始められるようにしたいと考えています。

【新しい外来の特徴は4つあります。】
パウダースペースを独立させたので、ゆっくり洗顔やメイクをしていただけるようになったこと。
待合が美容外科専用になったこと。
待合の窓はUVカットガラスになったので、安心して景色を楽しんでいただけること。
スマートフォン用にコンセントを設置したので、ご自由にお使いいただけること。

 当面、本館1階の総合受付で新患・再来の受付手続きをしていただき、案内にそって北棟2階受付33番へお越しください。装いも新たにお待ちしております。

  2017.11.16 Dr.kondoh

美容外科は11月10日に北棟へ移転しました。

美容外科が11月10日(金)に北棟に移転しました。
本館1階ホールで新患・再来受付が済みましたら、北棟へ進み、エレベーターで2階に上がって33番受付にお越しください。

案内図はこちらから(PDF:413KB)

2017.10.31 美容外科スタッフ

北棟の内装について打ち合わせをしました。


どんなのにする?
 夕方の診療が終わった後、美容外科スタッフが建設現場事務所に集合し、北棟美容外科エリアの内装仕様について打ち合わせをしました。

 待合や通路、レーザー室や診察室など各部屋の床、壁、天井の色や材質などを決めるのですが、色々な材料や色があって、2時間半で全部決めきれずに若干宿題が残ってしまいました。

 本館とはちょっと違う素敵な空間で患者さんを診ることができそうです。オープンにご期待ください。

              2017.08.08 kasuga

スタッフの写真を更新しました

スタッフの写真を更新しました。
どうぞ、お気軽にお声がけください。
スタッフ紹介はこちら
                                  2017.08.02 Dr.kondoh

北棟美容外科開設に向けて

北棟美容外科開設に向けて、工事は順調に進んでいます。
北棟に移動するとスペースが広くなるので、新しい治療機器を導入します。

具体的には
① 手術しないで腋臭症を治療する装置
② 生まれつきの赤あざや赤ら顔を治療するレーザー
③ 首のしわや顔のたるみを改善する装置

以上の3つの機器導入を予定しています。詳細はまた後日お知らせします。

2017.6.8 Dr.Kondoh

美容外科が北棟に移ります。


建設中の北棟
現在、建築中の北棟に美容外科が移ります。
時期は、2017年末~2018年初めを予定しています。
 
今まで、形成外科外来と共用していた美容外科ですが、北棟は美容外来専用となります。
 
より「美容外科」らしい雰囲気作りを目指して職員一丸となって努力しています。

また、診療時間や受診のしやすさについても、現在、検討を進めています。
 

2017.5.26 Dr.kondoh

新しい光治療機器が稼働します

10月から新しい光治療機器(レーザーと似ていますが、原理が少しだけ違います)が稼働します。

皮膚の色調異常のうち、今まで、治療できなかった、「赤ら顔」、「毛細血管拡張症」など、血管の病変に対応できるようになりました。
また、比較的色調の薄いシミは、従来のレーザーではやや反応が鈍い場合が多かったのですが、薄い色調のシミにもかなり反応が良くなっています。
もちろん、施術の翌日から普通にお化粧できますので、絆創膏やガーゼをあてる必要はありません。

同時に「ニキビ跡」、「しわとり」専用のレーザー装置も導入しました。

当院で治療可能な範囲が大幅に拡充しましたので、ご希望がある方は、お気軽にご相談にお越し下さい。

                        形成外科 近藤昭二

RF治療器の顔専用ハンドピースが導入されました

若い頃は卵形の輪郭だったのに、年齢とともに皮膚のたるみを生じて、四角い顔になってしまったという悩みは多くの方がお持ちです。
垂れた皮下脂肪を超音波で破壊し(ぜんぜん痛くないんです)、RF治療を同時に行って皮膚を引き締めるための専用ハンドピースが入りました。

従来のハンドピースより、効果的に治療が可能となりました。ご希望の方はご相談下さい。

・RF治療の料金 顔 1回あたり 27,500円(税抜 25,000円)
 (効果を実感されるまでに3-4回の治療が必要です)

新アイクリーム登場

アイクリームが新しくなりました。
保湿成分が増えたので、年齢の出やすい首周りにもお使いいただけるようになりました。
少量でもしっかり潤って、なめらかな肌に整えてくれます。
スペシャルケアとして取り入れてみるのもいかがでしょうか。

PRP治療

寒くなりましたね(^_^;)
肌が乾燥する季節になってしました。乾燥はしわの大敵です。

美容外科では2012年10月よりPRP治療を始めました。
これは患者さんの血液を採取させていただき、PRPという成分を抽出して、それを気になる目元や口元に注射することにより、肌を元気にさせる治療です。
ご自身の血液を使用するため安心です。実際体験したスタッフにも好評ですよ!


この治療は準備に時間がかかるため、時間に余裕のある日に予約を入れて下さい。

値段は1回血液15ml採取につき88,000円(税抜 80,000円)です。

 

日焼け・・・

6月になり、いよいよ紫外線が強い季節になりましたね~(;-_-)
 
みなさん、「朝だから大丈夫!」とか「曇っているから~」、「雨だから・・・」と言って紫外線を甘く見ていませんか!?
 
紫外線はオゾン層を通り抜けて地表まで到達しています。
しかも、紫外線は水をも通り抜けてしまうので、曇りの日でも50~80%くらいは地表に届いているんですって~(@_@)
ビックリですね。
 
なので、日焼け止めは冬でも必要と言われているんです。
 
 
万が一
日に焼けてしまったときは・・・
 
①まずはクーリング!
『冷えぴた』系のものではなく、氷水でタオルを冷やして使いましょう。
 
②冷やした後は、十分保湿!
肌への保湿ももちろんですが、水分補給もお忘れなく!
 
 
そして・・・
 
ビタミンCも忘れてはならないアイテムです!
当院で使っているビタミンCは、お肌から効率良くビタミンCを吸収されるようにした特殊なビタミンCです。
お肌の大敵”活性酸素”の発生を抑え、皮膚の抗酸化作用を高めましょう。(*^_^*)
 
 
***豆知識***
当院の特殊なビタミンCには消炎症作用もあるんです。
少し日に焼けて赤くなってしまったお肌にス~っと入って、赤みを抑えてくれますよ。(^。^)
 
看護師 岩井
 

もうすぐ春ですね♪


モイスチュアエッセンス(左)とUVシールドプラスC(右)
 
日差しも眩しく感じるようになりましたが、お肌の調子はいかがでしょうか?

この時期、お肌のトラブルに悩まされる方も多いと思います。
まだまだ乾燥も続きますし、長野県では紫外線の量も少なくありません。保湿と日焼け止めはしっかりしてくださいね。
 
そこでおすすめなのがモイスチュアエッセンスとUVシールドプラスCです!

モイスチュアエッセンスは伸びも良く、ほどよく保湿してくれてベタつきが少ないので使いやすいですよv
UVシールドプラスCは、日焼け止めにビタミンCが入っているので、お肌を守りながら美白効果も期待できる優れものです☆ミ
 
乾燥も日焼けもお肌のトラブルの原因のひとつです。毎日のスキンケアで女子力upを目指しましょー(^.^)/~~~
 
看護師 宮澤

体型が気になる方に


RF治療器による処置
立冬も過ぎ、朝晩冷え込むようになってきました。
これからの季節は、温かいお料理がおいしくいただけますね。
また、日中は冷たい風が吹くようになり、外で運動する事が少なくなって体型を気にされる方が多くいらっしゃると思います。

当院では、部分やせ・リフトアップに有効なRF治療器が10月から稼働中です。
おなかやお尻の脂肪を、痛みなく減らすことができます。
顔の皮膚のたるみにも有効です。是非お試しください。
 
事務 湯川
RF治療
1回(10×10㎝)27,500円(税抜 25,000円)
 ※1か所の施術で30分弱かかります。
 ※1か所(10×10cm)のおおよその範囲
   下顎部は両側で1か所
   へそ周りは2か所
   お尻の外側は片側で1か所
   二の腕は片側で1か所、
   おなかの横のポッコリは片側で1か所   など
 

美しい目元に


まつげ外用剤のラティスとレジェン
今回ブログを担当します牛山です(*^_^*)
 
最近は、目元がパッチリするアイメイクが流行ですが、エクステなどで皮膚にトラブルが起きたという事も多く聞かれます。
当院では、“ご自身のまつ毛を太く・長く”することで、自然に目元を美しく見せることができる外用剤をおすすめしています。
 
外用剤は2種類ありますので、ご希望に合ったものをお選びいただき、2ヶ月程度で効果がでますのでまずはお気軽にスタッフまでご相談ください。
 
また、空気が乾燥し肌の乾燥も感じられる季節になりましたね。
EGファーミングローションをたっぷりとコットンにつけてパックしていただくと、肌がとてもしっとりしてオススメです!
その他にも保湿剤を揃えております。
 
ご来院をお待ちしておりますm(_ _)m
 
看護師 牛山 

美容相談について


処置中のスタッフ
はじめまして、今回ブログを担当する宮澤です。

毎日暑い中、美容相談に来ていただいていますが、待ち時間が長くなり、ご迷惑をおかけしております。
 
来院した日に受診できず、別の日に予約して帰っていただいたり、出直していただくことが多くあります。

お仕事をお休みして来院される方は、お休みを取られる前に一度お電話にてご相談のうえ予約を取っていただきますと、何度もお休みしなくて済みます。

「今すぐ何とかしたい!!」という思いで来院される方もいると思いますが、なかなかご希望に沿えず申し訳ありません。
 
少しでも利用していただきやすい美容外科を目指し、スタッフ一同がんばっていきたいと思っております!!
 
まずは、お気軽にお電話ください。
 
看護師 宮澤

はじめまして


処置室の様子
 
 はじめまして。美容外科スタッフです。
 
 当院では、2011年3月3日に長野県内の公立病院では初めての美容外科診療をスタートしました。
 
 近藤医師の管理下で、看護師がスキンケア、ピーリング、レーザーなどの施術を行います。
 
 今後は、このブログで美容外科の情報や私たちスタッフが感じたこと、出来事などをお伝えしていき、美容外科をより身近に感じていただければと思っています。
 
看護師 松田
 
(注:写真は本館の形成外科処置室で、
   現在は新北棟で診療を行っています
 
 
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