理念及び基本方針
- 地域中核病院の外科としての責務をはたすべく、地域住民の信頼に応え得る安全で確実な外科診療に誠実にとりくむことを旨としています。
- 当院外科の専門領域は一般外科・消化器外科で、この領域の外科診療のすべてに対応しています。特に従来より緊急手術には積極的に対応しており、外科医療の原点と考えています。
- 当院は、地域がん診療連携拠点病院の指定を受けており、消化器悪性腫瘍に対しては学会のガイドラインを尊重し、当院外科のガイドラインを定め、手術適応を正しく見極めてスタンダードな手術を安全確実に行っています。
- 術前術後補助療法、再発例・手術不能例に対する集学的治療も、ガイドライン・レジメンを定めて実施するよう努めています。治療困難例に対しては、キャンサーボードや複数科カンファレンスを行い対応しています。
- 癌化学療法は、患者さんの状態の許す限り外来で行うこととしています。
- 癌の緩和医療については、初期治療から再発治療、終末期医療まで全職種で取り組んでチーム医療を行っており、地域医療連携のもとに質の向上に向けて努力してまいります。
- 外科系各学会の専門医制度修練施設として指定されており、外科専門医の育成を行うとともに、医学部学生、研修医を積極的に受け入れており、良き医師の育成にも努めてまいります。