部長挨拶

看護部長あいさつ


看護部長 小池松美
 変異する新型コロナウイルス感染との戦いも、3年目に入りました。地域の皆様には、感染拡大防止の観点からの面会制限や入館時間の制限の継続に対し、ご理解ご協力頂き感謝申し上げます。感染症から地域の皆様を守り、安心して医療を受けられる病院としての役割が果たせるよう今後も取り組んでまいります。

 2022年度看護部の大事業は、ナースコールシステムの更新です。現在使用しているものは、開院当時から使用しているものですが、近年のナースコールは業務支援システムへ成長しています。現在も看護部の手厚い看護体制は継続していますが、より安全で安心な入院生活を送っていただく上でも、重要なシステム更新となります。また、看護業務の効率化も期待できるシステムですので、有効な活用を目指します。  

 今年度は24名の新入職員を迎えました。昨年同様、看護職員が活き活きと働けるよう支援を行い職員の定着にも力を入れてまいります。看護における人材育成、働きやすい職場づくりを目指し研修の充実や「お互い様」「大丈夫?」とお互いを思いやり認め合える風土が継続できるよう取り組みます。

 伊那中央病院が「病気で困った時の身近な病院」として発展できますよう、看護部職員一同、努力してまいります。
2022.4
 

当院の特徴

1. 癒しの環境作りを追求しています

(1) 療養環境の向上(すべての病室から眺める景観と病床空間の広さ)
(2) 足音・転倒・疲労に配慮した廊下カーペット
(3) プライバシーに配慮した病室入口のネーム未表示
(4) 病室入口の洗面所とトイレの設置
(5) 感染対策の充実
(6) 定期的患者満足度調査の実施

2. チーム医療の充実

(1) 各職種の専門性を生かし看護に専念できる強力なチーム体制を実施しています
(2) 2部門で行う監査システムで、より安全を追求しています
(3) 具体的業務内容

① 薬剤師による注射薬のミキシング業務(薬剤科クリーンルームで施行)と内服薬のベッドサイド配置システムの確立(薬剤師が患者指導後に直接配置)
② 臨床検査技師による採血スピッツ準備と採血業務の実施(外来と2病棟)
③ リハビリスタッフによる早期ベッドサイドリハとリハビリ室までの送迎
④ 栄養科スタッフによるベッドサイドでの栄養指導の実施
⑤ 電子カルテシステム導入で情報の共有化の推進
⑥ 病棟看護補助者の増員で、医師・看護師の業務の負担軽減

(4) 職域を越えた合同カンファレンスの実施

3. 看護専門職としてのキャリアアップを支援します

(1) クリニカルラダーの段階に沿ったプログラムによる継続教育
(2) 育成のための目標管理導入
(3) 院外研修への公費参加
(4) 認定看護師・専門看護師・特定行為のできる看護師・その他各種学会認定の専門資格取得への
   支援
(5) 長期研修制度の確立
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