院内助産のご案内

院内助産を実施しています

 助産師は妊婦の「正常」な妊娠・分娩経過において、助産師自身の判断で助産ケアを行うことが認められています。当院では、平成30年6月以降出産予定で出産経験のある妊婦さんを対象に「院内助産」を開始しました。

院内助産とは

 院内助産とは、分娩を目的に入院する妊婦さんや産後の母子に対して、助産師が中心となり分娩介助やケアをするシステムです。分娩時に医療行為を最小限に抑えられるよう、妊婦さんの自主性や意向を尊重しながら、助産師が一緒に体づくりや心の準備のお手伝いをします。
 今までは入院しても助産師が複数の妊婦さんを受け持っていたため、常に側にいられない場合がありました。しかし、院内助産の対象になると、個室に入院いただき、担当助産師が妊婦さん一人ひとりに寄り添います。分娩の際、医師は立ち会いませんが、緊急時には速やかに産婦人科医師・小児科医師と連携し、安全に分娩ができるよう体制が整っています。

院内助産の理念

 お母さんの「産む力」と「赤ちゃんが生まれてくる力」を存分に発揮できるように妊婦さんの側に寄り添いながら、安心して安全なお産が出来るようにスタッフ一同全力でサポートします。

対象となる妊婦さん

1.ご本人の希望があり、ご家族の同意がある方
2.出産経験のある妊婦さんで、過去の妊娠・出産経過が正常であった方
3.今回の妊娠経過が正常である方
4.妊娠37週以降の方(予定日超過による陣痛誘発となれば対象外)
5.脳・心臓・腎臓・血液・内分泌・自己免疫・婦人科・精神科等の病気がない方

※平日、8時30分から17時15分の分娩が対象となります。(時間外の分娩は当番医師が担当します。)

分娩時の立合いについて 2023.5

新型コロナウイルス感染症は2023年5月8日より感染症5類に分類されます。
今後の感染状況を見ながら段階的に検討をしていく予定です。

その他

<担当助産師>
 院内助産は、日本助産師評価機構が認証する「アドバンス助産師」もしくは「それに相当する経験年数5年目以上の助産師」が担当します。

<院内助産の中止>
 妊娠・分娩経過中、医師の診断により院内助産を中止する場合があります。

<分娩費用について>
 通常の分娩費用と変わりません。(分娩費用のページへリンク)

<その他>
 15歳以下の方は妊婦さんの安静と感染防止のため、病室での面会を制限させていただいています。
 ご理解・ご協力をお願いします。


『妊娠中から助産師と一緒に健康管理を行い、満足のいくお産を目指しましょう!』


詳しい内容を知りたい方は、当院の妊婦健診時に助産師へ直接お聞きください。
電話での対応はお受けできませんのでご了承ください。

リーフレット「院内助産のご案内」(PDF:1366KB)
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